橋爪大三郎・大澤真幸、両氏の対談新書『アメリカ』
を読んだ。これは読み進めるのが大変だった。
アメリカをキリスト教とプラグマティズムで読み解く
のだが、はっきり言って難しい。
赤鉛筆で線を引きながら、相当、集中力を発揮したが、
勉強になる箇所がいくつもあった。
資本主義の発展の原理がキリスト教の予定説にあること
くらいは知っていたが、アダムスミスの「神の見えざる手」
の意味がキリスト教そのままだと気づかなかった。
この本はまた読み返す機会が来るだろう。
いろんなヒントをもらった本だった。